離婚したいと考えているけど迷っているあなた。
「どうしても耐えられない!」
「夫が勝手な行動や嫌がることばかりする」
「夫婦で歩み寄りが今後ずっとできない」
と絶望的な状況なのであれば、子供がいないうちに離婚するのも人生の選択としてアリだと思います。
「子供なし夫婦の今だからこそ離婚しやすい」ということを忘れていませんか?子供ができれば、離婚はもっと大変なものになります。
たった一度きりの人生、あなたが幸せになるための選択をしてみませんか。
離婚したい。子供なし夫婦の別れ方3ステップ
離婚したいと思っている子供なし夫婦は、子供がいる夫婦と比べて離婚がスムーズです。
煩わしい取り決めも少なく、離婚の手続きが済めば縁も一緒に切れます。
しかし、どういうふうに別れるのがいいのでしょうか。
1.まずはパートナーに離婚を切り出す
夫に離婚を切り出しましょう。夕食を一緒に食べているときや、寝る前でもかまいません。
とにかく今あなたが「離婚を考えているほど結婚生活がツラい」ということをパートナーにわかってもらわなければいけません。
大切な話ですから、お酒は飲んでいない状態で話すのが前提です。
2.離婚後の計画を話す
離婚後、あなたとパートナーが生活に困らないということも確認しておきます。専業主婦の場合は、仕事のあてをいくつか探しておきましょう。
3.夫が離婚に合意してくれなければ、調停・裁判も
パートナーがあっさりと離婚に合意してくれて協議離婚で済めばいいのですが、もし離婚に合意してくれなければ、調停や裁判をしなければなりません。
しかし、調停で「離婚するのが適当」と判断されることは難しいことです。たいていは、「もう少し生活してみて様子を見ましょう」で終わることが多いのです。
例外として、夫が不貞をした証拠があったり、別居期間が長かったりすれば離婚しやすくなります。
調停でも夫が離婚に合意しなければ、裁判へと進み、そこで「離婚が適当」と判断してもらえれば、強制的に離婚することができます。
子供なし夫婦が離婚する5つの理由
子供なしだからこそ、離婚したい理由はパートナーへの不満が強く出ます。付き合っていた頃は優しかったのに、結婚した途端に変わってしまったという人も多くいます。
1.喧嘩を繰り返してしまう
同じような喧嘩を頻繁にしてしまい、その度に傷つき疲弊してしまうと離婚したい気持ちが強くなりますよね。
同じ喧嘩を繰り返すということは、「解決できていない」ということです。
話し合いができていなかったり、直そうと思っても直せないことであったりと、性格の不一致が大きく影響してきます。
2.生活する上での不満
夫が潔癖すぎたり、逆に整理整頓や掃除ができなかったり、浪費癖が激しかったりと、生活する上での不満が蓄積してきて離婚したくなるケースです。
話し合いで解決することもありますが、どれだけ話し合っても直らない場合はやむを得ず離婚という選択をする場合もあります。
3.子宝に恵まれず、夫婦関係がこじれた
一見、子供絡みの理由のように思えますが、問題なのは子宝に恵まれないことで夫婦関係がこじれてしまうこと。
「パートナーが不妊治療に協力してくれない」
「夫婦間で子作りについての擦り合わせができない」
など、結局はパートナーへの不満が募って、離婚したいと思ってしまうのです。
4.夫婦の時間が取れず離婚
お互い仕事で忙しくすれ違いの日々を過ごしたり、結婚前と同じように友達や職場の付き合いを減らさないなどの理由で、夫婦二人の時間が取れなくなってしまったケース。
よほどの信頼関係ができていないと、結婚の意味がわからなくなってしまう人が多いようです。
子供なしだと尚更、夫婦で過ごす時間は重要になりますよね。
5.パートナーが浮気をした
パートナーが浮気をしていて、許せず離婚というケース。この場合は子供なしだと、ダメージが早く回復しやすい傾向です。
子供がいるとどうしても次の恋愛がしにくく、浮気されたことをずるずると引きずってしまいます。
どれも、パートナーに対して気持ちが冷めてしまっていますよね。こんな状態で、今後子作りや先の長い結婚生活ができると思いますか?
もう一度、あなたの将来のことを考えてみましょう。
もしかすると
「こんなことで別れるのは早い?」
「もうちょっと我慢するべきかな?」
と離婚を踏みとどまっている段階かもしれません。
しかし、あなたがどうしても耐えられない、夫婦関係を修復できないと思うのなら、子供なしの今だからこそ離婚してもいいと思うのです。
そんなに限界まで我慢をしなくても仲良く付き合える男性は、他にもいるはずです。
自分をわざわざ傷つけるようなことをする男性と、共に生活をする必要はありません。
子供なし夫婦だからこそ離婚しやすい
子供なし夫婦だからこそ、離婚しやすいのです。子供がいる夫婦の離婚とは違う点として、以下のようなことがあります。
- 共働きだとお互いの生活費の心配がない
- 専業主婦だとしても再就職がしやすい
- 離婚によって失うものが少ない
- 養育費など、離婚後のお金の取り決めがない
- 後腐れなく別れやすい
子供がいると、親権の争いや養育費の金額の取り決めだけでも気苦労します。
さらに、子供との面会等、離婚後も会う機会があり、精神的に不安定になりやすいものです。しかし、子供なし夫婦は離婚をしたらその後一切関わりを絶つことができます。
どうせ離婚をするなら、子供ができてからより、いないうちに離婚をした方が精神的な負担は軽いことは間違いありません。
さいごに
離婚したいと思っているだけでは何も変わりません。
子供なし夫婦だからこそ、身軽に動くことができます。
あなたもパートナーも時間には限りがあります。
人生のやり直しは早ければ早いほどいいのです。
このままズルズルと結婚生活を続けていれば、どんどん年を取ってしまい、それこそ人生やり直しができなくなるかもしれません。
一度きりの人生です。
「今の生活をリセットして、また新たな幸せを掴む」という選択肢も悪くはないはずです。