生え際の後退が気になる男の5つの選択肢とベストの対策

サングラスの薄毛男 美容

今回は当サイトに直接いただいたお悩みを紹介します。

3~4年くらい前から髪が細く抜けやすくなり全体的に薄毛感が目立ちはじめました。おでこの生え際も指3本分ほど後退した気がします。他人の視線が明らかに生え際を見ているのが気になり卑屈になってしまいます。

髪の量が人間の値打ちを決める訳ではないとわかっているのですが、やはり自信が持てず消極的になる自分にストレスが溜まります。ハゲてきたらその現実にどう対応しますか。

はい。これは世の多くの人に共通する悩みだと思います。

生え際で悩んでいる時間がもったいない

懐中時計

これは薄毛に限らず、コンプレックス全般にいえることですが、悩んでいる間にも事態はbad→worseへと進行しています。

そこで結論からいいます。ストレスフリーな人生においては、抱えた悩みについて「悩んで過ごす時間を最小化する」ことが大切だと考えています。

コンプレックスを抱き、日々ストレスを抱えながら、「どうしたらいいんだろう?」と悩んで、問題への対応を先延ばしにしている間にも抜け毛は進行していきます。

生え際・薄毛の悩みからの解放

空まで届きそうなブランコ

現在の悩みから解放されるには2つの方向性が考えられます。すなわち、次の2つです。

  1. 現状(見せ方)を変える
  2. 意識を変える

前者は、薄毛という事実に対する「現状」を変えます。これには費用や時間などのコストがかかりますが、薄毛でなくした自尊心や自信が戻る可能性が高いでしょう。

後者は、状態は変えずに薄毛に対する「意識」を変えます。これは一種の健全な開き直りに通じます。

しかし一度意識が変われば、今後どれほどハゲてしまったとしても、もう悩むことはなくなります。毛髪の多寡に価値観を置いていないのですから。

1.「おでこ」の見せ方を変える

帽子をかぶった初老の男

見せ方の変えかたにも2つの方向性があります。すなわち「出す」のか「隠すのか」です。

薄毛を隠す方向

以下に方法を列挙しますが、いろいろと調べた結果、個人的なオススメは「自毛植毛」ではないかと思います。

かつら

バナナを構えるビジネスマン

初期費用は52,500円~とピンキリのようですが、出費は最初の1回きりではなく月々のメンテナンス料金などのランニングコストが使用期間中ずっとかかります。

髪の成長を演出するために定期的な増毛・経年劣化の補修・専用サロンでの自毛カットなどがそれにあたります。

また通常はスペアを含めて複数個作るらしく初期費用が80万円を超えることもあるそうです。しかも耐用年数は1枚たった4か月程度だといいます。

着用歴20年で3000万円かけている人もいるそうです。

コストがかかり過ぎることと、バレたときのダメージが大きいことを考えると現実的ではないかもしれません。

植毛

頭皮の毛穴に人毛または人工毛を植えつけることを指します。体内に異物を取り込むため、拒絶反応を示す場合もありますが現在もっとも確実性のある薄毛解消法といわれています。

なお、人工毛は通常のヘアサイクルと同様に発毛・脱毛を繰り返すそうです。

前述した通り、調べた中で一番いいと感じたのは「自毛植毛」です。これは、後頭部などの自分の毛髪を毛が生えてこなくなった毛穴に植毛する方法で、人工植毛のように拒絶反応はないそうです。

植毛した毛は約3ヶ月で脱毛しますが、その後約3ヶ月ほどで自然発毛するといわれています。費用はざっくり50~120万円といったところのようです。

これでコンプレックスが解消できるのならとも思いますが、決して安くはない金額ですね。

増毛

自毛に複数の人工毛髪を括りつけて見た目の毛量を増やすこと。1本の髪の毛に複数本を括りつけるため自毛に負担をかけます。

しかも自毛が伸びてくると、括り付けた部分が頭皮から浮いてくるため定期的なメンテナンスが必要なようです。

クリニック等で行う増毛の相場は、材料費が1本30~60円程度、仮に1000本増毛すると3~6万円となります。

これに別途、取り付け費用が1本25円程度かかるそうで1000本増毛する費用は合計5.5万~8.5万円程度になります。

ちなみに人間の髪の毛は全体で約10万本といわれています。そして一番薄毛の目立つ天頂部は元々2~3万本程度。そう考えると1000本というとかなり少量のようです。

自然に抜ける髪の毛の量は1日あたり約70~80本といわれます。

1000本の髪の毛が増えても、自然に抜けた数には追いつかず、見た目はあまり増えないまま、自毛と一緒に増毛が抜けてしまう使い捨て状態になる事が多いそうです。

しかも、費用はこれで終わりではなく継続的なメンテナンスに要する費用がトータルで高くつくのです。

私も今回初めて調べたのですが、隠すには相当お金がかかりますね。そして継続的にお金だけでなく時間も投資しなければならない。

もしかすると、隠し事をしているような後ろめたい気持ちになるかもしれない。それは精神衛生上、どうなんでしょう。

薄毛を隠さない方向

短髪にする

短髪の青年

薄毛の目立たない髪型にすることを目指しています。薄いところと多いところの差を無くすのが基本だとか。

薄毛になるとその部分を隠そうと髪を伸ばす人が多いのですが、どうやらそれは逆効果のようです。

光の当たる角度が変わったり、風で髪が流れたりして薄毛の部分が丸見えになったときに髪が多い部分との対比で少ない部分が余計に目立つ、というのがその理由です。

【薄毛に合う、薄毛が目立たないヘアスタイル】さんの

「薄毛に似合う髪型」という記事はとても参考になります。

剃る

スキンヘッドの男性

薄毛の程度にもよるでしょうが、場合によってはボウズではまだ足りないということもあります。本当に「スキンヘッド」にしなければ間に合わない。

あなたの職種にもよりますが、スキンヘッドがOKかどうかという壁はやはりあるかもしれません。否応なしにイメージがガラリと変わりますからね。

私の会社の同僚はストレスから円形脱毛症になりました。それが多発しあっという間に全体に進行してしまい、悩んだあげく昨年、スキンヘッドにしました。

彼は外回りの相当デキる系営業マンです。しかもかなりのイケメン。苦渋の決断だったことでしょう。

でも、その彼はこう言っていました。「痛みは一瞬。それで悩みから解放される」と。

その言葉を聞いて、私も最後はスキンヘッドかなと思っています。私は一つのことで長く悩みたくはないのです。

2.「おでこが気になる」という意識を変える

メガネをかけた中年男性

毛髪に関する価値観を変えてしまうということです。

たとえば私の場合は「自分でコントロールできることはするけれどコントロールできないことは手放す」というふうに決めごとをしています。

髪が薄くなるということはある意味自然の摂理で、自分ではコントロールできないことです。だから、そこに関しては私は執着しないことにしています。

若い頃は生え際が上がってきたと気にしていましたが今はもう、昔ほど気にもならなくなりました。

たぶん、近い将来自分はハゲ散らかすんじゃないかとドキドキしています。

その一方で、「デブ」+「ハゲ」は避けたいと思っています。デブは自分でコントロールできることだからです。

髪の毛がフサフサのデブと腹筋の割れたハゲなら私は後者になりたいと思います。

私の同年代にはメタボがいっぱいです。髪の毛の寂しい友達もたくさんいます。だから本当に他人事ではないんですよ。

さいごに

コスト・メンタル面も総合で考えて、個人的にはこれらが対策としてベストだろうと思います。

  1. 薄毛が目立たない髪型に変える
  2. 生活習慣を見直してみる
  3. 頭皮を清潔に保つ努力をする
  4. ハゲに対する自分の意識を変える
  5. どうにもならないときは最終は剃る

あなたの今日がほんの少しストレスフリーに近づくことを願っています。

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