今のあなたのその行動は、自分の本心からのものですか?
「家族のため」
「親のため」
「会社のため」
もっともらしい大義名分をこじつけて、自分以外の誰かのせいにして気持ちをごまかそうとしてはいないでしょうか?
もっとも厄介な伏兵の存在
自分のやりたいことがあるのにそれを実行に移せませんか?
行動にブレーキがかかってしまうのであれば、それは親、家族、親友など、ごく親しい人たちが原因になってる可能性も。
あなたが夢を口にすると、親しい人たちはこういうでしょう。
厄介なことに悪意からではなく、あなたへの心配から。
「そんなことうまくいくわけがない」
「世の中そんなに甘くない」
「コツコツ真面目が一番」
「お前にできるわけがない」
こうした親や親友の意見への消極的な同意が知らず知らずのうちに行動にブレーキをかけるのです。
実際にそういうことは多くあります。
近い存在だからこそ心配する
なぜ、自分の一番の理解者・サポーターだと思っていた親や家族や親友が足を引っ張るようなことをするのでしょう。
それは「あなたのことが心配だから」です。
あなたのために、あなたがひどい目に合わないようにと、自分の経験・知識から考えて出した結果なのです。
多くの場合、悪気はないのです。
「多くの場合」といった理由は、親友の中には「先に成功されると悔しい」という気持ちから自分と同じぬるま湯に留まらせようとする人もいるからです。
いずれにせよ、誰にとっても「自分の想像を超えた行動や思考」は恐ろしいものであり、理解できないということは確かです。
流されても何もいいことはない
ネガティブなアドバイスを刷り込まれ、不本意な人生になってしまって、挙句そのつまらない人生を家族や親友のせいにしてグチって。
…それで誰が幸せになれるというんでしょう?
ここぞという勝負時は、しっかり自分と周囲とを切り離すことが大切です。
「周囲の反対を押し切って」成功をつかんだ人は多いのです。
周囲のアドバイスは参考意見として聞いておくけれど、最後は自分の責任で決断を下して事を成す。
後悔しない人生を送るためには、どこかの時期に「前向きな孤独」は必要なのかもしれません。
最後にイギリスの劇作家、バーナード・ショーの言葉を引用します。
常識的な人間は世界に自分を合わせようとする。
非常識な人間は世界を自分に合わせようとする。
だから人類の進化はすべて、非常識な人間の力にかかっている。ジョージ・バーナード・ショー
あなたの今日がほんの少しストレスフリーに近づくことを願って。