ホンモノの自信をつけるために必要なたった2つのマインドセット

過去の恋愛がトラウマ 仕事

「もっと自信が持てたらなぁ」「今の自分は自信が持てるような人間じゃない」。これは、向上心が強い人ほど抱える悩みです。

この悩みを抱く人は、実はもうその時点で自信を持っていいんです。でも、それができないのが悩ましいところです。では自信が持てないときには、何をどうすれば良いのでしょうか。

この記事では自信を持つのに必要なマインドセットを綴っています。

自信を持ちたければ型から入る

ネクタイを締める男

たとえ自信がなくても、自信満々に振る舞うこと。

他人から見れば、こちらが本当に自信があるかどうかなどわからないのですから。他人から「自信のある人」と思われるだけなら簡単です。ただ、そういう自分を演じればいいのです。

そして演じているうちに、やがて本物の自信がついてくる。まずは型から入ることが大切だという考えです。

「外を整えれば内も自ずから整う」とか「入れものを用意すれば中身は自然に集まる」という考え方にも通じます。

休日出勤の状況を考えてみてください。休みの日でもネクタイを締めてスーツを着ると気分が締まるというのと同じです。

あるいは、ネタ帳を持ち歩き始めるとどんどんアイデアが出てくるのと同じです。実践すれば必ず一定の効果がある方法です。

でも、自信を持てずに悩んでいる人みんなが本物の自信を持たずして「自信満々の自分」を簡単に演じることができるとは限りません。

そこで次の2つの方法をオススメします。

1.自分を好きになる

朝もやに立つ女性

はじめに自分にとっての自分の理想像を考えます。このとき注意することは、自分が「どうなりたいか」ではなく自分が「どうありたいか」を考えるようにします。

つまり、「自分の好きな自分になること」を目指すということです。

「どうなりたいか」というのは達成目標・到達点であり、そこに辿り着くまでには相当の時間がかかります。

そして、そこにだけこだわっていると到達するまでは自信が持てないままということになります。

一方、「どうありたいか」というのは態度です。こんな人間でいたいという、その姿のことです。これは行動習慣の積み重ねですから、すぐにはじめられます。

たとえば

  • 他人に優しい人でありたい
  • 気の長い人でありたい
  • 意志の強い人でありたい
  • 自分を律する人でありたい
  • 挑戦する人でありたい

こういったことは自分の意志でコントロールできます。コントロールできないものではなく、コントロールできるものに焦点を当てることが重要なのです。

そして、「自分のありたい姿」を日々なぞり続けていれば、自分を好きになれない理由がありません。

2.強みに磨きをかける

ウェイトリフティング

短所には目もくれず、長所だけをひたすら伸ばす。

どんな人でも探せば一つくらいは長所があるものです。

  • 得意な筋トレでもいい
  • 得意な速読でもいい
  • 得意な記憶術でもいい
  • 得意な英会話でもいい
  • 得意な模型作りでもいい
  • 得意な何かのうんちくでもいい

本当に何でもかまいません。「短所は放ったらかしにする」というと偏ってしまうと思われるかもしれませんが、「自信をつける」ということに特化するなら、これはかなり重要な考え方です。

すべての要素を均等に伸ばせたとしてもせいぜい平均的な人になれるだけです。突出した「何か」が得られるわけではありません。

そして、すべての要素をめいっぱい伸ばせるほど人生は長くありません。

たとえば、中国の卓球選手はバックハンドが下手くそです。でもその代わりにフォアハンドは世界最強です。苦手なバックハンドを捨ててフォアを磨き抜いたのです。

全部が最高レベルでできなくても世界一にはなれるのです。

だから、自信を持つためには「ここだけは負けない」という、“一撃必殺の技”がひとつあれば十分なのです。

往々にして短所を伸ばすのは時間がかかります。しかし長所はもともと自分の得意なことなので少しの努力ですぐに伸ばすことができます。

そのうえ、長所を伸ばすことは楽しいので、それを追求する努力がまったく苦になりません。

他人からも高感度アップ

ライブコンサート

そして努力する姿は人を惹きつけます。一つのことに打ち込んでいる人は例外なく魅力的に見えます。

もっと自信を持ち、魅力的な自分になりたいのなら、自分の好きなことに限定して打ち込むことです。

まとめ

自信のない状態から抜け出そうと思ったら

  • 「自分の好きな自分」になることだけを考える
  • 自分の長所だけを伸ばして突き抜ける。一点突破
  • 短所は振り返らず放置する

あなたの今日がほんの少しストレスフリーに近づくことを願って。