【ToDoリスト】先延ばし2つの原因と即行動できる5つの方法

ToDoリストとペン 仕事

やるべきことはたくさんあるのに先延ばししてしまう。仕事をナメているわけでもなければ、余裕コイてるわけでもない。

もう時間がないことは重々わかっているのに手をつけられない。そんなことはあなたも身に覚えがありませんか?

今回はその先延ばしを招く「2つの原因」について解説します。

A.行動せずに迷っている

ドアの前で迷う男

なかなかはじめられない1つめの原因として、ToDoリストを前にして迷っていることが考えられます。

「リストに並んだ項目のうち、どれからやるか」「一番上の項目は今やるか、あとからやるか」<そんなことを考えながら、気がつくとただボーッとToDoリストを眺めている。眺め疲れていったん休憩…。

こんな事態を招かないように、ToDoリスト内の項目はいつも「期限順」あるいは「優先度順」に並べ替えておく必要があります。

1.ToDoリストに動きをつける

付箋でブレインストーミング

タスクの「期限」は変わることが少ないと思いますが、「優先度」はその時の状況次第で変動するかもしれません。だから、ToDoリストは書きっ放しの静的なものより「動的」なものであるほうが実際には使えるものになります。

タスク管理用アプリなら項目順序の入れ替えも容易ですし、手帳の場合には付箋に書いて貼り替えると良いでしょう。毎朝、ToDoリストをアップデートする習慣をつけると理想的です。

そうすれば、リストを前にして「今日は何からやれば?」と迷うことはなくなります。何も考えず、上から順に手をつけていけばいいのですから。

2.タスクをより細分化する

いろんな文房具

注意としては、ToDoリスト内の項目は可能な限り細分化することです。具体的には「実行可能なレベル」までです。たとえば、タスクが「旅行の計画」ではなかなか始められず後回しになるでしょう。

ですが、

  • ジャンルの選定(癒し・グルメ・ショッピング・テーマパーク)
  • 該当ジャンルの情報収集
  • 宿泊ホテルの予約
  • 新幹線の予約
  • レンタカーの手配

というふうに細分化すれば、今すぐ手を付けられるようになるはずです。

このように可能な限り細分化してみれば、1つ1つのことはすぐにできることだと分かります。あなたが後回しにしてきたことがある場合は、さっそく試してみてください。

3.感情を介さず淡々とこなす

リストが完成したら、“感情を介さないこと”です。淡々とこなしていってください。完了したタスクの書かれた付箋を剥がす、あるいは線で消すのは達成感があります。この小さな達成感が、次のタスクに向かうモチベーションになります。

B.大きくとらえ過ぎている

ビルの谷間から見上げる空

先延ばしを生み出す2つめの原因として、あなたが目の前の仕事を「大げさに考え過ぎている」ということが考えられます。やってみれば大したことのないことでも、実際以上に大きく見積もっているのです。

そういう場合はどうか肩の力を抜いてください。とはいえ、口で言うほど簡単じゃないのは百も承知です。僕自身がそうでしたから。

4.とりあえず「着手だけ」する

僕は昔から、自分で問題を難しくする天才でした。いつも、気合が入りすぎて空回り。

「やると決めたからには手抜きはできない」「毎回毎回全力投球、本気でやらないといけない」「一度始めたことは途中で止めるわけにはいけない」。

僕の経験からもいえますが、こんなふうに考えていると始めること自体のハードルがものすごく高くなるのです。「ナメてかかって淡々と継続する」というイメージ。新しいことを始めるときには大抵これでうまくいきます。

5.シフトチェンジは徐々に

ギアの回転数アップ!

何かを始めるにあたって、気合が入りすぎていると空回りすることが本当に多いです。空回りをし続けていると、力を使うのに前に進めないので継続することが苦痛になります。そして、そのうちやめてしまいます。

クルマやバイクが走り始めるときと同じですね。ローギアでゆっくりスタートして、スピードが乗ってきてから回転数の上がるギアに切り替えていきます。

どんなに速く走りたくても、いきなり4速や5速ではスタートすることができないのです。はやる気持ちは分かりますが、ゆったりと構えて肩の力を抜きましょう。回転数を上げるのはそれからです。

まとめ

いかがだったでしょうか?

最後にもう一度ポイントをまとめておきましょう。

  • ToDoリストは優先順に書き毎日更新する
  • すぐに手をつけられるところまで作業を細分化する
  • 感情を介さず淡々とこなす
  • 目の前のことを大げさにとらえ過ぎない
  • 仕事はとりあえずナメてかかる

あなたの今日がほんの少しストレスフリーに近づくことを願って。