小学校教師に向いている人の3つの特徴と自己診断の方法

小学校教師に向いている人 教師

小学校教師になりたいと思って勉強しているけれど、果たして自分に先生の仕事が務まるのだろうか。

小学校教師になってはみたものの、やっぱり自分は向いていないかもしれない。

日増しにつのる不安と悩み。

あなたが思う「小学校教師に向いている人」は、どんなタイプですか?

「小学校教師に向いている人」という思い込み

小学校に向いている人のイメージ

きっとあなたは、世間で一般的に言われている「小学校教師像」に悩まされているのではないでしょうか。

必要といわれている能力や資質を自分のそれと照らし合わせて、足りないものがたくさん思い当たるから「向いていないのでは?」と考えてしまうのではありませんか。

  • 口下手
  • 人前で話すのが苦手
  • 子供は嫌いじゃないけど好きでもない
  • 明るさや元気がない
  • 熱意が持てない
  • 内向的で社交性がない
  • クヨクヨ思い悩む
  • 頑張れない
  • 世話好きじゃない
  • 想像力が乏しい
  • 教えるセンスがない
  • メンタルが弱い
  • 威厳がない
  • 優しくない
  • 協調性がない
  • 要領が悪い
  • 不器用
  • 顔と名前を覚えるのが苦手

実は、これらは全部教師に必要な素質なのです。最初から完璧な人なんていません。

小学校の先生は、全員同じタイプじゃダメなんです。それでは偏った組織になってしまう。いろいろなタイプの個性があって、はじめて学校という社会が生き生きと成り立つのです。

大丈夫ですよ。ちゃんと教員試験に合格できれば、先生として必要な技術は持っています。多少の苦手意識は、やっているうちに自然に克服できます。

「自分は小学校教師に向いていない」

そう決めてしまうのは早すぎます。向いている人だって、真剣に悩むこともあるし、壁に突き当たるのは同じこと。

あなたも、子供たちと一緒に成長して変化するのですから。ずっと、今のままではありません。

この3つがあれば小学校教師でやっていける

あなたは、次の3つの条件を満たしていますか?

  1. 職場以外に自分の居場所がある
  2. 人と比べない
  3. 失敗に執着しない

小学校教師にとって大切なことはこの3つ。順番に見ていきましょう。

1.職場以外に自分の居場所がある

自分の居場所

家族、恋人、親友、パートナー、ありのままのあなたを受けとめて支えてくれる人がいれば安心です。職場とプライベートをきっちり区別する。ストレスを発散・解消するために不可欠なのは自分が安らげる場所です。

2.人と比べない

他人と比べない

他人と比較して、できない自分を卑下する。自信をなくす。落ち込む。これをやめると、とても気持ちが楽になります。隣の芝生は、青く見えるものなのです。

あなたは、あなたでいい。あなたのペースでいきましょう。

3.失敗に執着しない

失敗に執着しない

過ぎたことをいつまでも後悔していたら、前へ進めません。起きてしまった事実は消せないのです。すべきことは、その貴重な経験から何を学んで、どう改善していくかです。

スポーツ選手も、ひとつひとつの失敗はすぐにリセットして、「できる」イメージを持ち続けてプレーします。

この3つがあれば、あなたは小学校教師に向いている人です。

小学校教師になるには?

小学校教師になるには

「小学校教師になりたい」と思ったら、次のような4つの方法があります。

  • 大学で「教職課程」を修了し「1種免許状」を取得
  • 短大で「教職課程」を修了し「2種免許状」を取得
  • 教職課程のない短大か大学を卒業して「教員資格認定試験」に合格し「2種免許状」を取得
  • 大学院で「専修免許状」を取得

小学校・中学校・高等学校の教員免許状は、それぞれ異なりますので「小学校」の教員免許状が必要です。

小学校教師のなりかた

(出典:職業情報サイトCareer Garden

就職するには、教員免許取得後に「教員採用試験」を受けます。公立の場合は、都道府県や市町村で実施されている教員採用試験を受験します。私立の場合は、各小学校の教員採用試験を受験します。

試験に合格して採用されると、小学校教師として働くことができます。求人情報は「私立学校のホームページ」または、都道府県や市町村の「教育委員会ホームページ」で確認できます。

小学校教師に向いているかがわかる5つの自己診断サイト

適性を診断

あなたがあまり自覚していない自分の性格や行動の特徴を、ここで客観的に見てみましょう。

短所だと思い込んでいたことが、別の分野では実は長所かもしれません。小学校教師には向いていないと思っていたのに、実は「向いている人」なのかもしれません。

自分が何に向いているのか、どこを直したらよいのか、何を身につけたらよいのか、あなたの疑問や不安に応えてくれるサイトをご紹介します。

1.【リクナビ2013】SPI「公式ガイド」

SPI性格検査の無料体験版を受験すると、自分の特徴や持ち味、あなたに合う仕事や企業の特徴を確認できます。更にあなたに向いていると思われる企業をリクナビがおすすめ!

>>SPI公式ガイド|【就活ならリクナビ2016】

2.無料「8つの職業適性診断テスト」【仕事の8つのタイプ】

登録不要で8つの仕事の分野についてあなたが向いているかどうかを評価できます。

>>8つの職業適性診断テスト【仕事の8つのタイプ】無料

3.「EQ理論適正検査」無料体験版

EQは「心の知能指数」として知られています。あなたの心の内面(セルフコンセプト)、対人関係の特徴(ソーシャルスキル)、状況判断(モニタリング能力)について詳しく分析できます。

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4.無料「YG性格診断(矢田部ギルフォート性格診断)」

1画面に1つ出てくる質問に〇△×で答えながら進んでいきます。

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5.無料「エゴグラムによる性格診断」

50の質問から243パターンもの診断結果がでます。

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まとめ

小学校教師を辞めたい

「小学校教師になりたい」

そう思ったあなたは「向いている人」です。

なりたいと思わないのに、なぜか小学校教師になってしまった人。そんなあなたも「向いている人」です。

小学校教師は、限られた能力がなければ向いていないという職業ではありません。理想的な能力を備えていても、「向かない人」はいるのです。
教師と生徒は、教師が一方的に教え、与える関係ではありません。

子供を生んだら、その日から「親」になるのではなくて、子供と一緒に自分も成長して「親」になっていくのです。教師も、それと同じです。

だからこの記事を読んでいるあなたは、小学校教師に向いている人なのです。

それでもあなたが小学校教師を辞めたいと思うのなら、こちらの記事を読んでみてください。

>>小学校教師を辞めたいと悩む誰もが語らない本当の理由3つ

あなたの今日がほんの少しストレスフリーに近づくことを願って。