ダイエット法に限らず何にでも当てはまることですが、何かが流行っている。あるいは人気があると宣言されると人はついついそれに乗ってしまう。
心理学ではこれを「バンドワゴン効果」といいます。
だから人気商品は人気商品であり続けるし、ランキングで何週も連続ランクインし続けるといった現象が起きます。
「アナと雪の女王」の爆発的ヒットもこれと同じ原理です。
「ダイエットしたい」「痩せたい」「肉体改造をしたい」そう思ったら、あなたはどのようにそれらに関する情報を手に入れますか?多分、9割以上の人が「インターネット」と答えるでしょう。
そして、山ほどのダイエット法が検索にヒットするでしょう。
次は「ダイエット 人気」「ダイエット 簡単」で検索して口コミを調べるかもしれません。
情報弱者のままではスタートさえ切れない
ところで、「インターネット上の情報」は100%信用できるものでしょうか。
私は必ずしもそうではないと思っています。おそらく、あなたも同じでしょう。もし全ての情報を信用し鵜呑みにしているのなら、情報は慎重に選ぶ必要があります。
「過去1年間の世界の情報量は、過去5千年分の情報量を超えた」といわれています。こんな情報過多の時代ですから、玉石混交の情報がそこら中に無限に飛び交っています。
飛び交う情報の中には本物も偽物もあるでしょう。そして、偽物の割合はあなたが思っている以上に高いのです。何をもって「偽物」とするのかですが、私の定義はこうです。
- 発信者の意図で故意に操作あるいは創作された情報
- 発信者自身のフィルターを通していない単なるコピー情報
事実に基づくことが書かれているとばかりは限らないのです。その背景には、ネット特有の「匿名性」という問題があります。
また、「ネット上の情報は書籍のように審査を通過している訳ではない」。このことは最低限、認識しておく必要があります。
だからこそ、私たちは情報の取捨選択能力を磨く必要があります。ネット上の情報を何の批判・検討もなく鵜呑みにする人や、新しい情報に触れるたびに、いちいち右往左往する人がいます。
たとえば、ダイエットに関するあるページをみると、「ラーメンライスなどの炭水化物コラボは厳禁です」と書いてある。
しかし別のページには「好きな物を我慢してストレスをためることのほうが良くない」と書いてあります。
すると、「あれ?本当はどっちが正しいんだろう??」と混乱して思考停止に陥ってしまうのです。そうした人たちは「情報を十分に活用できない者」という意味で「情報弱者」と呼ばれることがあります。
情報弱者の特徴としては「自分にとって都合が良い情報」だけを取り入れるというものがあります。上の例でいうと、後者の情報になります。
こうした状況を避け、「情報弱者」を脱するには以下の2つの能力を鍛えることが重要です。
- 幅広い情報源に接し、多面的に物事を捉える力
- コピーではなく一次情報(オリジナル)を辿る力
そうすることによって「メディアリテラシー」も高まります。
【メディア・リテラシー】 media literacy
情報メディアを主体的に読み解いて必要な情報を引き出し、
その真偽を見抜き、活用する能力のこと。
「情報を評価・識別する能力」とも言え、
カナダ・イギリスおよびオーストラリアでは、
カリキュラムに取り入れるよう国の政府が指定している。
出典:Wikipedia
ノウハウコレクターのままでは結果が出せない
正直に告白すれば、僕は隠れ肥満&メタボから脱出するまでにいくつもダイエット法の教材を買い漁ってきました。
教材を買うだけで満足して実践しない。あるいは少しだけやって「結果が出ないから」といっては、また次の人気教材を買う。
それも少しかじって「結果が出ないから」と、また別のものを買う。
こういう人達を俗に「ノウハウコレクター」と呼んだりしますが、このループにハマると、延々と教材を買い続けることになります。多分、心が変わらない限りそれはずっと続くでしょう。
だからこそ、ダイエット市場はいつの時代も儲かっているのです。
あなたもこのマーケットの異常な規模には気づいてますよね?そしてダイエッターは、今この瞬間にも新しく生まれているのです。
この市場を支えているのは、前述のノウハウコレクターです。太っていた当時の私は、まさにその典型に陥っていました。多くのお金と時間を、ダイエット法探しにムダに投入してきたという自覚はあります。
「金は払ったんだ。結果が出ないのは自分のせいじゃない」
「この教材の運動メニューが現実的じゃないからだ」
「人気教材のくせに販売者が売りっ放しなのが悪いんだ」
私は、いつまでも結果を出せないことの責任を自分以外に転嫁しては、次々に別のダイエット法へと渡り歩いてきました。
「自分の求めている方法論はこれじゃないな」
「自分にぴったり合うものが他にあるはず」
そんな調子で、いろんな教材を買い散らかしてきました。そんな私をメンタル面から変えてくれた教材がこれです。これに出会わなければ、多分今でもノウハウコレクターを続けていたでしょう。
現役ボクサーが教える体脂肪燃焼法【Boxer Method】
僕は、この教材に出会ってやっと気づいたことがあります。それは「求めるもの」を履き違えていたこと。
最新の理論でも、斬新なメニューでも、有名人の教材でも、高評価の商品レビューでも、インスタントな方法論でもなく、僕が求めるべきは唯一「結果」だけなんだと気がつきました。
それも一瞬だけ手に入れる「ひと夏だけの魔法」じゃなく、生涯にわたり無理なく保ち続けられる理想の体型という結果。
周りの同年代で僕と同じ体脂肪率10%前後の知人はいません。これは実践の結果、僕が得ることのできた優越感という名の心の余裕・恩恵です。「結果を出せない方法論に価値はない」そう思います。
プラグマティズムという思考
最先端の知識や高度な理論であっても、結果を出せなければ何の役にも立たず、存在する意味なんかない。
しかし逆に、結果を出せるなら方法論なんてどうでもいい。こういう考えを、プラグマティズム(実用主義)と呼びます。
「手段」が目的化してはいけないのです。
欲しいのは情報ではなく、「結果」であるはず。きっと、あなたの望みも僕と同じではないですか?もしそうなら、僕は全力でこれをおすすめします。
さいごに
あなたがまた1つ、ストレスフリーに近づくと確信してます。実践して結果を出せた者としてアドバイスもできると思うので教材に関する質問も遠慮なくどうぞ。