あなたには「やってみたい!」と思いながらも、最初の一歩を踏み出せずにもう長い間置き去りにしていることがありますね?あるいは「初めてだけどやってみたい」と思いながらも自分のスキル・経験不足で始める前からビビって踏み切れないことがありますね?
「なかなかはじめられない」という、そのためらいは分かります。でも一体何がそんなに長い間、あなたをスタート地点にも立たせず相変わらず同じ場所に縛りつけているのでしょうか?
この記事では、あなたを縛りつける鎖を引きちぎるヒントいや、不安を解消し、行動のブレーキを壊すインパクトを差し上げます。
始めるだけで始まる世界がある
今、あなたがやりたいことが何かはわかりませんが、世の中にはいろんなブレーキをかけている人がいます。
- 「作家になりたい」といいながら、1枚も原稿を書いていない人
- 「漫画家になりたい」といいながら、最初の1コマも描いていない人
- 「ブログを始めたい」といいながら、記事の1つも考えていない人
- 「ランニングを始める」といいながら、シューズも揃えていない人
多くの場合、そういう人たちは次のようにいいます。
- 「一体、何からやっていいのか分からないから」
- 「作家にどんなスキルが必要なのか分からないから」
- 「今の自分のレベルで始めるのは恥ずかしいから」
新しいことを「始めるため」に何かを学ぶ?不安を解消するために?それも大切なことですが、最も重要なことではありません。
学ぶこと自体が億劫なせいで、自分のやりたいことを始めないことのほうが、よほど機会の損失です。
重要なことなので最初にお伝えしておきましょう。新しいことを始めるために最も重要なことは、「ただ始めること」なのです。
スキルも知識も「始める」にあたって必要ない
身近な例で「ブログを始めたい」という人の場合には何からやるのかというと、とりあえず書くことです。「そんなの分かってるわ!」と思われるかもしれませんが、本当なのです。
「HTMLとCSSとPHPとSQLを勉強しなきゃいけない」と心配することはないのです。始めるためには差しあたって、どれも必要にはなりません。
「PCに詳しくないから知識がついてから」なんて思う必要もありません。
もしGoogleの検索機能が使えるなら、その都度調べながら作業を進めていけばいいのです。それも難しいのなら、とりあえずはノートとペンを使って自分のブログの設計図を書いてみる。
メインで扱うテーマやサイト名の候補を書き出してみたり、最初の記事の下書きをしてみたりする。
すでに知っていることや使えるツールを使って、あなたはただそれを始めればいいだけです。「何からやっていいか分からないから、何もできない」というのは単なる思い込みだと気づくでしょう。
完璧な準備をしてから始める人なんかいない!!
連載作家は、連載を開始する時点で最終話までの原稿を書き終えている訳ではありません。
漫画家も同じで、最終回までの原稿を準備しているどころか最終回の内容も考えずに連載を開始しているものです。
各キャラクターの人気によって、登場回数やセリフそしてストーリー自体も微調整しながら描くと聞いたことがあります。また、第1話と第70話とでは主人公の顔が微妙に違うことにも気づくはずです。
プロの漫画家でも、完成された画力を持ってから連載をスタートしているわけではなく、描きながらさらに上達しているのです。
「ここが最高レベルだ」と思えるスキルを身につけてから始めようとすれば、始める前に人生が終わってしまうでしょう。
そして彼らにしても最初から上手かった訳ではないはずです。最初は誰もが素人で、必ず「ただ始めてみた日」があるのです。不安な気持ちを抱えたままでね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
これが、スタートアップの不安を解消するマインドセットです。
今持っているスキルと知識でいけるところまでいくこと。「壁に当たった」と感じるところまでいってみること。始めることを先延ばしにする理由は、能力や資源の不足よりも「自己否定」と「言い訳」のほうが圧倒的に多いのです。
あなたがずっとやりたいと思いながらも、それを始めない理由が「自分にはスキルや経験がないから」ということだったとしたらそれは本当にもったいないことです。
それを始めるために必要なものは、もうずっと以前からすべて持っているのですから。
あなたの今日がほんの少しストレスフリーに近づくことを願って。