面倒くさがり屋こそが本当は一番成功に近い人だという理由

車の窓から出した脚 考え方

あなたが私と同じように面倒くさがりだったとして…

「自分みたいな面倒くさがりが成功できるハズがない」

もしかするとそう思っていませんか?

そうではありません。むしろ逆です。

面倒くさがりだからこそ、自分をその他大勢と差別化できるポイントが手に取るようにわかるのです。

どういうことか、記事の中でお話ししましょう。

苦しいときは自分も相手も同じ

マラソン
「自分が苦しいときは、相手も苦しいと思え!!」

「そこで前に出れるか、踏ん張れるかどうかで勝負が決まる!」

マラソンやボクシングの指導者は選手にこのようにいうそうです。

苦しい状況は自分も相手も同じということですが、私たちはともすれば、「自分だけ」がこんなに苦しいのではないかと錯覚しがちです。

しかし、相手も同じ状況なんだと気づけば何とか歯を食いしばれそうな気がしてきます。

面倒くさがりは人間の本性

ときどき「自分だけがこんな面倒くさがりなんじゃないか」と自己嫌悪で落ち込む人がいますが、まったくそんなことはありません。人間なんて基本的に全員面倒くさがりですから。

そうでなければ数々の発明もなかったし、ラクをしたいからこそ、私たちもそうした発明品を使っているわけです。

多くの有益な発明は、人間が面倒くさいことを避けて生活を便利にするためになされているのです。

  • 階段を上るのがめんどくさいからエレベーターを発明したり
  • 自分で歩くのがめんどくさいから自転車やバイクを発明したり
  • 車を停めて地図を見るのが面倒だからとカーナビを発明したり

少し辺りを見渡せば、ほかにもいくらでも見つかるはずです。

めんどくさいのは自分も相手も同じ

仕事や普段の生活の中で何か「めんどくさい」と感じることがあったらそれはチャンスです。自分が面倒くさいと思うことは、ライバルや他の人も同じように面倒に思っているからです。

その面倒なことを引き受けた先に、圧倒的な差が生まれるのです。

それはたとえばこんなこと。

  • 一見どうでもいいように思えるような細かい作業かもしれない
  • 膨大なデータの収集分析といった気の遠くなる作業かもしれない
  • 日々のランニングやトレーニングかもしれない
  • 副業の情報収集や資格の勉強かもしれない
  • 毎日欠かさずブログを更新することかもしれない
  • 4日間煮込んだ秘伝のスープを作ることかもしれない

もし誰もが「面倒くさいから」といってそれをしなければ、それをする人の価値は跳ね上がります。

あなたが「めんどくさい」と思ったら、そこが他の多くの人が脱落するポイントなのです。

めんどくさいと感じたら、「ここだ!」と思ってニヤリとしてください。

ライバルが気づく前に面倒ごとに手をつけろ!

ライバルに気づかれないうちに
だからこそ、その「面倒くさいこと」をやれるかどうかで他との差がつくのです。それは会社内でも、フリーランスの仕事でも同じことです。

いや、仕事にかかわらず料理やスポーツ競技など他のことでも同じです。

ライバルに圧倒的な差をつけたければどんどん「面倒くさいこと」に着手して最後までやり遂げればいい。やり遂げた「面倒くさいこと」が多ければ多いほど、最終的な結果には差が開くのです。

さいごに

自分が「面倒くさい」と感じたら、「金属探知機が反応したのだ」と意識を切り替えて、積極的にそこを掘り返すようにすることです。

まだ他の誰もがそこに金脈があると気づいていないうちに。

皆がそのことに気づいたら、ゴールドラッシュが起こります。まるで金の採掘者が殺到した、1848年のカリフォルニアみたいに。

面倒くさいこと、その泥たまりに思い切って両手を突っ込んだ者だけが金塊を手に入れられるのです。

あなたの今日がほんの少しストレスフリーに近づくことを願っています。