職場の人間関係で多大なストレスを抱えたときの選択肢3つ

海にたたずむサラリーマン 転職

職場の人間関係がどうしようもなく大きなストレスで、なんなら今すぐにでも会社を辞めようかと思っている。そんな人も多いのではないでしょうか。

職場ストレスの第1位は人間関係

職場の人間関係

僕にも人間関係を理由に転職した経験があります。そのうえで、現状を打破するためにはどんな選択肢があるのか。

今まさに問題に直面しているあなたのヒントになればと願いつつ以下に提示してみたいと思います。

今後は大きく3つの選択肢が考えられます。

  1. 環境を変える(転職)
  2. ひたすら耐える
  3. 人を変える(相手or自分)

それぞれについてメリット・デメリットを列挙しながら考察していきます。

1.転職する

変化はチャンス!

メリット

  • 今の人間関係をいったん精算できる
  • 自分のストレスもリセットできる
  • 変化が目に見える(気分が変わる)

デメリット

  • 退職理由にウソをつかないといけない
  • 転職先がすぐにみつかる保証はない
  • 新たに仕事を覚え直さなければならない
  • 新たな人間関係に気を遣う(年下の上司・先輩などの可能性もあり)
  • 今よりさらに劣悪な人間関係になる可能性もある
  • 転職グセがつく(ダメならまたやめればいい)

結論

次が今の職場よりも良くなる保証はない。博打的要素あり。選択順位2位。

2.ひたすら耐える

叱られる新入社員

いつまで耐えるのかということについては「相手が変わって状況が好転するまで」あるいは「耐え切れなくなって自分が潰れるまで」という
2つの期限が考えられます。

メリット

  • 忍耐強くなる
  • 「自分は逃げていない」という自己陶酔にひたれる

デメリット

  • 毎日ストレスが累積していく(心身共にダメージが蓄積)
  • 現状に対して何もできない自分に無力感・自己嫌悪・苛立ちをおぼえる
  • 相手がいつ変わるかも分からない。変わる保証もない(結果を他人に依存、時間のムダ)
  • 本当に潰れてしまうと立ち直るのが容易でない。長引く(休職・退職)
  • 潰れて退職したことは思った以上に精神的ダメージ(トラウマ)になる

結論

「座して死を待つ」パターン。最も危険な考え。選択順位3位。

3.人を変える

上司と部下のにらみ合い

変えるのは「相手」か「自分」かという選択肢があります。現実問題として、同じ職場にいる相手を変えるのは非常に難しいと思います。

もしも相手を操作するなら、「会社を辞めさせる」という方向に持っていくしかありません。

そのために相手を精神的に追い込むことが必要になります。それには周囲の協力も必要でしょうし、逆に自分が非難を受ける可能性もあります。

仮に相手を追い込んで退職させたとしたら、自分が恨みを買う可能性が高いでしょう。辞めた相手からの仕返しに怯えるのはバカバカしいことです。

このように、相手にフォーカスするということは今後の人生を考えた時、精神衛生上も好ましいことではありません。変えるのであれば、「自分を変える」。

これが正しい方向性です。

メリット

  • セルフコントロールのスキルが身につく
  • 精神的にも優位に立てる(相手の言動に感情を左右されなくなる)
  • もし現状が改善しなくても、次の職場で上手くやるための練習になる

デメリット

  • なし

結論

どちらに転んでも自分の今後にとって有益。選択順位1位。

まとめ

コントロールできるものをコントロールして、コントロールできないものは早い段階で執着せずに手放すことです。

コントロールできないもの、たとえば、人の評価・言動・結果などにフォーカスしていると自分の人生で大事なものの本質を見失うことが多々あります。

今回提示した3つの選択肢を、いきなり選択順位2位ではなくまず選択順位1位のものから試してみて欲しいと思います。

あなたの今日がほんの少しストレスフリーに近づくことを願って。

Sponsord Links
DODA