自分の時間を犠牲にしても相手との人間関係を優先させる。社会で人と繋がって生きる上ではそれも必要なことでしょう。
しかし、それも度を過ぎれば大きなストレスの元になります。
限りある時間という意識をもつ
今さらいうまでもなく、時間は有限です。人は生まれた瞬間から終わりに向かって歩き出しているのです。そして有限だからこそ、使い方をよく考える必要があります。
一方で、人付き合いもまた有限です。一生の間でつき合える人は限られてきます。
あなたにもし365人の友人がいたとしても、1年を通して毎日1人ずつと会えるわけではありません。仮に会えたとしても、それぞれとは年1回のつき合いです。
実際には、いつも会える人はほぼ限定されてきます。
「限られた時間で、限られた人とつき合う」のであれば人生を充実させるために、効率を考えなければなりません。
交際も量から質への転換を
人付き合いも時間も量ではなく質で考えることが大切です。時間を長くかければいいというものではありません。
ダラダラと2時間も3時間も長電話をするよりは30分だけでも会って話したほうが、はるかに濃い時間になります。頻繁にやりとりをすればメールで十分に繋がれる相手もいるでしょう。
なかには僕みたいに、長電話が苦手な人もいるかもしれません。
「観たいドラマがあるのに」「早くお風呂に入りたいのに」「やりかけの仕事があるのに「まだメシの途中なのに」そんな風に思いながらも、なかなか「切るよ」と言い出せないのです。
そんな気持ちで相手の話を聞いていると、うわの空になります。それは、お互い何の生産性もない不毛な時間です。
断ることも選択肢の一つ
たとえば、絶対に落とせない資格試験の3日前に同期の皆で飲み会をやるから絶対来てねと誘われたら、あなたならどういう行動をとりますか?
- 喜んで参加する
- 気乗りしないまま参加する
- 断る
1.喜んで参加する
自分が参加したいのですから、特に問題はありません。皆と楽しい時間を共有すればいいでしょう。
2.気乗りしないまま参加する
これが一番問題です。「試験勉強をしなけりゃいけないのに・・・でも断れないし」そんな気分で参加しても、勉強が気になって全然盛り上がれません。
適当な時間に「じゃあ、そろそろ・・・」と帰ろうとしても「つきあい悪いな~」と先輩に絡まれ、結局朝までつき合うハメに。
気疲れだけして楽しむことできず、勉強もできず。まさに時間の無駄遣いです。
3.断る
断る瞬間は嫌な気持ちになるかもしれませんが結果的に、自分の時間を優先できてストレスはないはずです。
翌日「昨日の飲み会、どうでした?」と聞いてフォローすれば周りとの人間関係も損なわないでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか?
最後にもう一度軽くポイントをまとめておきましょう。
- いつもベッタリ一緒に過ごせるのが良い関係ではない
- 楽しめない飲み会は断って自分の時間を優先してもいい
- 時間も人づきあいも有限。量ではなく質を高めよう
あなたの今日がほんの少しストレスフリーに近づくことを願って。