燃え尽き症候群回避のために実作業より効率化を優先させるべき

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サボらず真面目にやっているのにいつまでも仕事がなくならない。

毎日毎日、目の前のことに追われて仕事の段取りなんて考えてるヒマはない。

頑張り屋のあなたには、ぜひ読んでいただきたいと思います。

燃え尽き症候群は避けられる

ロードバイク
もしかするとあなたにも経験があるかもしれませんが、タイヤの空気が抜けた自転車をいくら力いっぱい漕いでみてもなかなか思うように前に進みません。

その際、やるべきことは「とにかく根性で漕ぎ続けること」でなくタイヤに空気を入れることです。「そんなの当たり前だろ!」と思いますよね。

傍から見るとそれは一目瞭然なのですが、実際に自転車を漕いでる本人にはそれが分からなかったりするのです。

その本人にしてみれば、漕いでも漕いでもなかなか進まないから焦ってますます必死で漕ぎ続けます。

「始業時間に遅れずに会社に着かなければ」と必死に漕いでいます。でも、会社まではあと3キロ以上の距離があります。

もし、休まずに漕ぎ続けても全く前に進まない状態が続いたらそのモチベーションはいつまで続くでしょうか?

マジメに一生懸命頑張ってきた人があるときパタリと燃え尽きる。それは最も避けるべき状況だと僕は思うのです。

ほかにも次のようなエピソードがあります。

一生懸命過ぎて自分の状況が見えていない木こりの話

斧
ある森に、1日中忙しく木を切る熱心な木こりがいました。

彼は朝から晩までほとんど休みなく斧を振っています。斧を打ち込んでも打ち込んでも木はなかなか倒れません。1本の木を切り倒すのに、木こりは60回も斧を打ち込みます。

木こりは1日に50本の木を切り倒すのが日課でしたから、いつもイライラと忙しそうに木に斧を打ち込んでいます。「こんなペースじゃ日が沈むまでに間に合わないぞ!」

そこに通りがかった村人が、あることに気づきました。打ち込み過ぎた木こりの斧は刃がボロボロになっているのです。そこで村人は木こりにこういいます。

「それじゃあ切れんだろう。斧の刃を研いだ方がいいぞ!」

すると木こりはこういいました。「切るのに忙しくて刃を研いでいる時間なんかないんだよ!」

これ、何となく笑えない話だと思いませんか?刃を研いだ方が仕事の効率が上がるのは明らかです。僕たちも思い当たることがありはしないでしょうか。

燃え尽きないために対症療法ではなく根本治療を

燃え尽き症候群の男

「忙しくてToDoリストを作るヒマなんてない」なんていっているのもこれと同じことです。ToDoリストで作業に優先順位をつけないから仕事が進まないのです。

ToDoリストの使い方についてはこちらの記事をお読みください。

「ToDoリストはこう使う。圧倒的な行動力を手に入れる5つのコツ」

日常生活の中で、僕たちも忙しさにかまけて効率を考えずにただ何となく、昨日と同じように今日もとりあえず目の前のことに次々と手をつけては「仕事をした気」になって日々を過ごしてはいないでしょうか?

それは自分の頭で「効率化」を考えることの方が面倒くさいから。たとえ効率が悪くても、脳みそを使わず現状を維持するやり方を通したほうが楽だからです。

そうして、自分で自分の首を絞めていくことになります。

その結果、いつも作業がカツカツだったり、やり残したタスクが翌日に繰り越されるという悪循環にどっぷりハマり込んでしまい、忙しさの割に日々の仕事に達成感が得られない状況になります。

まとめ

いかがだったでしょうか?

こんな自己嫌悪のスパイラルを断ち切るには、どこかで一度同じことを繰り返すだけのマンネリのブランコから思い切って飛び降りる必要があります。

離れた位置からみてみれば、思わぬ改善策がみつかるものです。あなたの斧は刃こぼれしてはいませんか?

あなたの今日がほんの少しストレスフリーに近づくことを願って。