もしあなたが営業マンで、お客さんとのトークが弾まなくて苦労しているというのであれば、この記事で紹介する10のワザが今すぐ参考になるでしょう。
業務連絡だけじゃ飽きられる
初対面のときでも、ルート営業のときでも終始仕事の話ばかりしていてはつまらないし相手との距離もなかなか縮まらないものです。
かといって、そもそもまだあまり親しくないので相手の趣味にあわせた話をしようにも肝心の情報がありません。
こんなときはどうしたら良いのでしょうか?
まずは「鉄板」の話題選びから
通常は話す相手の属性によって選ぶ話題を変える必要があります。
たとえば、10代の高校生であれば新しいスマホのアプリとか。
20代の女性であればTVドラマや流行りの飲食店・エステとか。
50代の男性であれば話題の新刊ビジネス書・旅行とかいうふうに。
しかし、どんな属性の人でもほぼ食いつく“鉄板の話題”もあります。以下に、その話題と話し方のコツをお伝えします。
1.自分の利益になる話
人は誰でも「得をしたい」という気持ちがあります。
- スーパーやショップのセール情報
- 手軽にできる健康法・節約術
- 消費税増税前に買うべきものリスト
2.知識欲を満たす話
人は誰でも常に新しい知識を仕入れたいという欲求があります。
- 知らないうちに人脈が増える5つの法則
- 成功する人に共通する7つの生活習慣
- 3秒で初対面の人の心を掴む心理学
3.新しいもの
人には新しいできごとを早く知りたいという心理があります。
- 今週発売されたばかりの新型iPhone
- 先週オープンしたばかりの話題のパスタ店
- 大物タレント同士の電撃入籍ニュースなど
4.珍しいこと
人はめったにない珍しいことには特に好奇心が旺盛です。
- キャンペーン懸賞に当選した
- 芸能人にあった
- 万馬券を獲った
普通に生活しているだけで、誰でも話題はそれなりに持っているものです。ただ、それが必要な場面でササッと出てこないだけです。
大切なのは、話題は自分本位ではなく相手本位で選ぶようにすることです。
続いて話し方の技術
話題選びは、料理でいえば材料の調達です。材料を調達したら次は実際の調理(=会話)に入ります。調理は以下のレシピを参考にして行ってください。
5.話の切り出しで惹きつける
聞き手の関心・集中力が最も高いのが会話の始まりです。
ここで飽きられると、後の話はほとんど聞き流されます。なので、前置きなしでいきなり話のクライマックスから入ります。
具体的には自分の話す内容にタイトルを付けてそのタイトルを冒頭でドーンと打ち出す感じです。
たとえば、その話につけたタイトルが「花火大会で死ぬほどビックリした件!」だったとしたら、話し始めは「花火大会で死ぬほどビックリしたんですよ!」とやればいいということです。
ただし、オチのある笑い話だけは別です。
6.難しい話は分かりやすく
難しいことを難しく話すことは誰にでもできます。でも、それでは人を惹きつけることはできません。
学習塾や学校の先生を思い出してください。塾講師の自分が生徒に教えるような感覚で易しく話すことです。
7.たとえ話を入れる
話がおもしろい人はたいてい例え話が上手です。例え話で伝えると分かりやすく、相手を納得させる効果があります。
そのために、普段から面白いと思った例え話をストックする癖をつけましょう。
8.笑いの要素を入れる
話の中に必ず一度は相手を笑わせる要素を入れるように意識します。
笑いはお互いの心の壁を取り去り、心地よい雰囲気をつくる魔法です。相手が誰であっても、これはかなり重要なことです。
9.質問を投げかけて間をとる
「それからどうなったと思います?」
「これどう思います?」と相手に投げかけて少し間を取ります。
これにより、相手をただの聞き手にせず会話に巻き込みます。
10.相手が話し始めたら聞き役に徹する
人は基本的に聞くより話すほうが気分が良いものです。話している相手の顔をしっかりみて話を聞くようにしましょう。
決して腕時計を見たり、側を通るウェイトレスの顔をチェックしていけません。
そしてタイミング良く相槌を打つことで相手の気分はもっと良くなります。
あなたの今日がほんの少しストレスフリーに近づくことを願っています。