「傾聴」と「自己開示」で相手の心理を操る4つのステップ

傾聴 生活

あなたは人の良さに付け込まれて損をしていませんか?真面目な人がズルい連中に都合良く利用される。そんな環境は絶対おかしいと思うんです。

真面目さにつけ込まれてあなたが損をしないためには、相手が気づかないうちに、自分のほうが心理的に優位に立つことが必要です。

今回はその方法を4つのステップに分けてお話していきます。

1.褒め上手を演じるステップ

微笑む口元

相手の話に熱心に耳を傾けているフリをします。相手の目を見ながら「すごいですね!」「なるほど」といったフレーズを連発しながら、ここでは相手にどんどん話させましょう。

「どこが、どういうふうにすごいか」など話さなくても大丈夫です。

相手がほめてほしいことをピンポイントで突くことができれば理想ですが情報不足の現段階ではそのポイントがわかりません。

最初はなんとなく抽象的なことを褒めておくのが無難です。「まじめなんですね」「仕事が早いんですね」といったふうに。

2.聞き上手を演じるステップ

赤ちゃんとクマのぬいぐるみ

ほめる段階から、または並行して進める段階です。ここではとことん相手の話を聞くようにしましょう。

本来、人は自分の知識を誰かに自慢したがるものです。だからいつの時代も、聞き上手が人の心をつかむことが出来るのです。聞き役に徹することのメリットは2つです。

話を聞くだけで勝手に感謝される

人は自分の話を聞いてもらっただけで、スッキリした気分になります。そして話を聞いてくれた相手に対して好印象を持ちます。

これは心理学のカウンセリングと同じ効果です。

相手についての情報が得られる

ここで得られた情報は、相手を操るための情報として役立ちます。何を考えて、何を欲しているのかがわかるので、相手のツボが自然に分かってきます。

3.自己開示するステップ

派手なアイシャドウの女性

相手にもっと自分のことを話させるために、こちらから積極的に自己開示していきます。

たとえ相手から聞かれてなくても、差し障りない範囲で自分自身について勝手に話せばいいでしょう。

ただし、相手に与える情報はできるだけ少ないほうが理想的です。

4.相手に自己開示させるステップ

相手が話し始めたら、ここは「フリ」でなく本気で聞き入りましょう。この話の内容から、欲求・悩み・弱点・強みなどをできる限り把握します。

これが、最終的に相手を操る際に活用するネタになります。

まとめ

いかがだったでしょうか?

以上4つの流れを意識して、まずは相手の懐に飛び込んでください。戦略的に。それが相手を操るためのファーストステップです。

あなたの今日がほんの少しストレスフリーに近づくことを願って。