長い話を聞かされた割には、結局何が言いたかったのかわからない。逆に、あれだけ時間をかけて話したのに相手は全然わかってくれてない。
こんなとき、お互いに疲れてストレスを感じてしまいます。
日常的に生じているコミュニケーションギャップ。あなたの話は相手に正しく伝わっていますか?
話ながらいちいち確認をする
誤解されやすい人はとくに、相手が自分の言っていることを理解してくれたのか確認する作業が必要です。
もしも正確に伝わっているか不安であれば途中で、「僕の話し方で意味わかります?」と確認することです。
もし相手が違う意味で受け止めていた場合には、「そうではなくて」と丁寧に説明すればいいだけです。
コミュニケーションの責任は発信者にある
もしも相手が何か誤解していたとしたら、それは100%自分に問題があると考えるべきです。内容を理解できない相手が悪いのではなく理解させる言葉が足りない自分が悪いのです。
そもそもコミュニケーションというものは発信者が何かを伝えたいから話すのであって、伝わらなければ意味がありません。
仮に相手の理解力が低くても、理解できるまで話すこと。たとえば、医療現場の「インフォームドコンセント」ではまさしくそれが求められています。
インフォームドコンセント
医師が患者に対して、治療を開始する前にこれから始める治療内容について
「なぜこの治療が必要なのか」「どのくらいの期間がかかるのか」
「この治療による効果はどういったものか」「治療にかかる費用」等を、
わかりやすく説明をし、その上で患者から同意を得ることを言います。出典:レーシックNET
たとえどんなありがたい話でも、伝わらなければ意味がないのです。伝わらなければ、それはただの独り言です。
全力で伝えるということ
使う言葉や表現を変えたり、図を描いてみたり、身振り手振りを使ったりしてとにかく相手に伝えようとする。コミュニケーションではその姿勢が大切なのです。
相手が話を聞いてくれないのも、自分のせいです。相手のタイミングを考えずに話し始めたり、そもそも話の持っていき方が悪かったり。
そこには自分のことばかりでなく相手に対する気配りや注意をひきつける工夫が必要かもしれません。くれぐれも「自分が話していれば聞いてくれるのが当然」などとは思わないことです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
コミュニケーションにおいては相互の不理解は発信者に責任があることを忘れないでください。
- コミュニケーションは伝わらなければ意味がない
- 何をおいても「自分の話は聞いてくれるのが当然」と思わないこと
あなたの今日がほんの少しストレスフリーに近づくことを願って。